現代を生きる大人の手元にピッタリな大人G-SHOCKが新登場

重厚なメタル素材でクラス感を高めながら、カーボンケースのミックスによってココンチならではの高強度かつ軽量化を実現した大人G-SHOCKこと「G-STEEL」。カシオの担当者の予想をはるかに上回るセールスを記録したという超注目シリーズのラインナップが、今シーズンさらに拡大しているのはご存知だろうか。今回は新たな魅力が加わった新作「G-STEEL」を、最旬コーディネートにのせて紹介!

ts_0131-1-750x946ほんのり肩がドロップしていたり、パンツの腰元にゆとりがあったりと、適度なユルさを取り入れたコーディネートが注目を集めているここ数年。しかし、単にユルさを取り入れるだけでは、小僧っぽさやダラしない印象を与える恐れも。大人らしい品格をキープするなら、ユルさのあるコーディネートでも締めるところはしっかりと引き締めるメリハリを意識するのがお約束だ。そんなコーディネートの引き締め役には、ワイドフェイスながらスタイリッシュな佇まいで、手元に力強さや都会感をプラスする新作の「G-STEEL」が最適。男らしさを高めるメタルとカーボンをミックスすることよって生まれたモダンな表情が、コーデの魅力を底上げしてくれる。

G-SHOCKの時計 4万5000円(カシオ計算機)バグッタのシャツ2万4000円(トレメッツォ)ティーのカットソー1万9000円(NISHINOYA)ブリリア 1949のパンツ2万7000円(トヨダトレーディング プレスルーム)イエローズプラスのサングラス2万9000円(コンティニュエ)シンパシー・オブ・ソウルのバングル4万6000円(S.O.S fp 恵比寿本店)

カーボンケースとステンレスベゼルの組み合わせが“タフ&スマート”を実現!
ベゼルや裏フタにはメタル素材を、そしてモジュールを保護するケースにはカーボンを採用することで、タフ&スマートなルックスを実現。従来モデルより文字板径を大型化して視認性をアップしながら、ケースはダウンサイジングしてよりスマートで実用的なルックスに仕上げている。デジタルとアナログのコンビネーションによるモダンなフェイスデザインもG-STEELの新スタイルにマッチしていてグッドだ。

オレンジの差し色が入ったブラックモデルで着こなしにスパイスを効かせる!
シンプルにまとまったフェイスデザイン、ベースをシックにまとめたブラックボディ、その中で際立つ秒針やロゴフォントのオレンジ。そんな力強さと遊び心を感じさせる絶妙なカラーリングで仕上げられたGST-B200B-1AJFは、男のクールな雰囲気とこなれ感を手元から引き出してくれる優れモノだ。黒Tシャツにブラウンパンツを合わせたモダンなムード漂うアーバンコーデにも磨きがかかることうけあい。

新しい大人G-SHOCKは全部で3色展開。どのモデルも男らしいタフさがありながら、リアルに使える渋色をベースに仕上げられている。前作同様、スマートフォンとの連動機能も充実。海外時間への切り替えやアラーム設定、携帯電話探索など、アプリ上の操作だけで簡単に行える。ファッション性に優れており、堅牢性があるから気張らずにガシガシ使い込めるうえ、機能面も充実していて利便性ピカイチ。さらには小僧と一線を画する品格をアピールできるとなれば、大人G-SHOCKに男たちが夢中になる理由も納得がいく。

軽量でいてタフ、そして時代の先端を行くような独特の表情が魅力的なカーボン素材。そんなカーボンの“らしさ”を楽しむなら、ベゼルにカーボンを採用した存在感バツグンの大人G-SHOCKモデルがオススメだ。手元から男らしいタフな印象を演出するこんな大人G-SHOCKがあれば、Tシャツ一枚のコーディネートもハクが付くこと間違いなし。アウターを脱いでもサマになる洒脱な夏スタイルを手に入れたいとお考えの諸兄はぜひ、大人G-SHOCKの取り入れを検討してみてはいかがだろうか。

航空宇宙・自動車産業でも使われるカーボンをベゼルに採用することで、男心をくすぐる武骨なルックスを表現。単一方向の繊維を縦横交互に積層して固めたあと、切削によって成形することで、力強さと美しさを併せ持つ外観に仕上げられている。モノトーンベースの中でさりげなく主張する繊細なブルーのスパイスもクールだ。

世界5大時計ブランド、ブレゲ(Breguet)の魅力と定番

象徴的な針や文字盤デザインで世界を魅了する時計ブランド、ブレゲ。史上最高の時計師が作り上げ、ナポレオンやマリー・アントワネットが愛した時計は今なおブレゲのドレスウォッチに受け継がれている。今回は、世界5大時計ブランドとも称される「ブレゲ」の魅力について紹介!

天才時計師によって18世紀末に設立されたブレゲ(Breguet)。ブレゲ針やギヨシェ文字盤など、今なお残るデザインや数々の複雑機構を考案した。現在も伝統的なドレスウォッチからタフなスポーツウォッチまで多彩なコレクションを展開。「パテック・フィリップ(Patek Philippe)」「ヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin)」「オーデマ・ピゲ(Audemars Piguet)」「A.ランゲ・アンド・ゾーネ(A. Lange & Söhne)」とともに世界5大時計ブランドとも称される。

1775年にフランス・パリで誕生したブレゲ。創業者のアブラアン-ルイ・ブレゲは稀代の天才時計師で、トゥールビヨンやパーペチュアルカレンダーなど機械式時計の元祖となる発明を数多く残した偉人。顧客名簿にはナポレオン皇帝やマリー・アントワネット王妃などが名を連ねていた。

創業者の死後は、子のアントワーヌ=ルイ・ブレゲへと工房を継承。しかし、3代目となる孫のルイ=クレマン・ブレゲが電気通信事業で成功を収めたため、イギリスの時計師エドワード・ブラウンにブランドを売却。1970年にフランスの宝飾ブランド「ショーメ」の手に渡るが、1987年にはサウジアラビア系の投資会社インベストコープに売却された。紆余曲折の末、1999年にスウォッチグループの傘下となり業績が回復。高級時計ブランドとして再起を果たした現在は、往年のドレスウォッチのほかにも、フランス海軍航空部隊に向けて作られた「タイプⅩX」シリーズのようなタフウォッチ路線でも評価を得る。

数々の歴史的発明により、「時計の進化を2世紀早めた」とも「時計界のレオナルド・ダ・ヴィンチ」とも称されるアブラアン・ルイ・ブレゲ。彼の生涯は、時計製造の中心地、スイスのヌーシャテルで1747年に幕を開けた。11歳のときに父が他界。母親の再婚相手が時計師だったことから、15歳でフランス・ヴェルサイユの時計職人のもとに弟子入りすることとなった。瞬く間に頭角をあらわしたブレゲの才能は、やがて貴族の目に留まるほどにまでなる。1775年に身分が高くブルジョワ出身の女性マリー・ルイセ・リュイエと結婚。妻の資金力が助けとなり、ブレゲは自身の工房を設立した。

ブランドをスタートさせたブレゲが、最初に残した功績が自動巻き機構「ペルペチュエル」の開発だ。世界で最初の自動巻き時計はアブラアム・ルイ・ペルレという人物によって開発されたが、とても一般的に使用できるクオリティのものではなかった。これを実用レベルにまで発展させたのが、ブレゲの自動巻き機構ペルペチュエルである。この発明はブレゲの名を一躍世に広めることとなり、フランス国王ルイ16世や王妃マリー・アントワネットとの謁見を実現した。このとき、暗闇でも音によって時を知らせるミニッツリピーター用ゴング式リピーターを開発して収めると、その美しい音色が王妃を魅了。マリー・アントワネットは、納期や代金に上限を定めることなく、「あらゆる複雑機構を詰め込んだ、どの時計よりも美しい懐中時計」を作ることをブレゲに依頼した。この瞬間から「No.160」の制作が始まり、その懐中時計を完成させることがブレゲの生涯の目標となったのだ。

フランス革命が勃発した2年後の1791年、ブレゲは均時差表示機構「イクエーション・オブ・タイム」を考案。戦火の中においても新機構発明の手を休めることのなかったブレゲだが、貴族たちを顧客としていたブレゲは革命派に命を狙われることとなる。ルイ16世が処刑された1793年、ブレゲは旅行と偽ってパリを去り、故郷のスイスへと帰国した。同年秋にはマリー・アントワネットが処刑されることとなったが、ブレゲは王妃との約束を果たすかのごとく新機構開発に没頭。重力の影響から時計が狂うのを防ぐ「トゥールビヨン」、独特のカーブを持ち精度を安定させる「ブレゲひげゼンマイ」、「パーペチュアル(永久)カレンダー」や「レバー式シリンダー脱進機」など、実質2年間のスイス生活であらゆる機構を発明。のちに完成させる「パラシュート(衝撃吸収装置)」や「マリンクロノメーター」などを合わせると、機械式時計の原理の約7割をブレゲが開発したと言われている。

フランス革命が収束した1975年、ブレゲはパリに戻った。そして経済危機に陥っていたフランスのため、時計製造の分野で国の再建に貢献。軍隊や科学者向けの時計を手がけながら、王妃との約束であった「No.160」も改良を重ねていた。ブレゲが生涯の全てを注いだ「No.160」の開発は弟子たちにも受け継がれ、1827年に完成。ブレゲが亡くなってから4年後に完成した金色に輝く懐中時計は、のちに「マリー・アントワネット」と呼ばれるようになる。

ブレゲNo.160「マリー・アントワネット(Marie Antoinette)」は、クリスタル製文字盤を採用しており内部の複雑機構を楽しめる当時としては画期的な設計だった。1983年に一度盗まれるが、2007年に発見され現在はエルサレムのL・A・メイヤー記念イスラム美術館にて展示されている。

アブラアン・ルイ・ブレゲが世に残したのは、内部的な複雑機構だけではない。針や文字盤などのデザイン面においても、ブレゲが生み出した意匠は高級時計のスタンダードとして現代に受け継がれている。

ブレゲウォッチの象徴とも言える「ブレゲ針」。1783年に考案された、丸い穴の空いたこの針は、200年以上が経つ今なおブレゲの多くのモデルに採用されている。月を思わせるデザインは誰が見ても美しく、ブランドの垣根を越えて多くの高級時計メーカーがこのブレゲ針を取り入れたモデルを展開している。

ブレゲ針と同じく、1783年に創業者が考案されたとされる「ブレゲ数字」。細くて流線的なアラビア数字は、文字盤の中で静かな個性を発揮する。ブレゲ数字もブレゲ針と同様、一般的な単語として用いられる。

Breguet-phase-de-lune-3-750x4991786年に考案されたギヨシェは、ネオ・クラシック様式からインスピレーションを得たアブラアン・ルイ・ブレゲが生み出した全く新しい様式と言える。精緻でエレガント、そして芸術的なこの文字盤は、ひと目でブレゲの時計だと認識できる際立った特徴でもある。モチーフも多種多様で、代表的なものだけでも、鋲打ちのような模様の「クル・ド・パリ」や石畳のような「パヴェ・ド・パリ」、太陽光線のような「ソレイユ」、波模様の「ヴァーグ」、籠のような「ヴュー・パニエ」、市松模様の「ダミエ」、炎のような「フラメ」などさまざま。
さらに驚くことに、ブレゲはこの精巧な文字盤を全て「手作業」で作り上げている。スイス・ロリエントのブレゲマニュファクチュール内のアトリエには、ギヨシェ専用の手動施盤が27台配置されている。職人たちは3年間の研修によって、ブレゲを象徴する装飾技法を叩き込まれるのだ。ギヨシェ文字盤を採用するメーカーは他にもあるが、ハンドギヨシェにこだわり続ける”本物”はブレゲを置いて他にはない。

細かい溝を連続して施すフルート模様の装飾「コインエッジ」仕様のケースバンドもブレゲウォッチ特有のもの。このフルート模様は、ゴールド素材に「冷鍛」という冶金作業を施し、ギヨシェ文字盤と同じく職人の手作業によって刻みこまれている。

ブレゲの時計を手にすることは、特別なステータスであることは周知の事実。熱心な愛好家たちの所有欲を満たすかのように、ブレゲの製品にはひとつひとつ個別の番号が配される。そしてこの数字は単なる飾りではなく、全てブレゲによって厳格に管理されているのだ。ブレゲ創設の初期からこの伝統は続いており、数世紀にまたがってブレゲの腕時計の足跡を辿るための手がかりとしても使われる。

a75f48dbe134357365021a3df2e94382-750x262創業者の卓越した才能で急速に成功を収めた結果、偽物が多く出回ることとなってしまったブレゲ。そのような偽造品に対抗するため1975年頃にアブラアン・ルイ・ブレゲが始めたのが、シークレットサインだ。鋭いノミで文字盤に刻まれたサインは一見しただけでは気づかず、光にかざしてようやく判読できるもの。現在でもほとんどのモデルでシークレットサインは用いられており、ブレゲウォッチを証明するものであるとともに、愛好家が惚れ込む特徴にもなっている。

目立たない部分だが、ラグに関してもブレゲの時計にはこだわりが詰め込まれている。表面が丸みを帯びた独特な形状のラグは、ストラップを留めるのに一般的なバネ棒を用いず、両端をねじで固定するバーを採用。これにより、美しい外観を維持しながら同時に安全性を兼ね備えている。ラグひとつにしてみても、他には真似できないスタイルを確立するのがブレゲの腕時計なのだ。

アブラアン・ルイ・ブレゲが1794年に開発した衝撃吸収装置「パラシュート」と可変慣性テンプを搭載。伝統の懐中時計ムーブメントを忠実に再現した「トラディション」は、文字盤側からもシースルー仕様のケースバックからもパワーリザーブインジケータを確認可能。天才時計師が生み出した内部機構を存分に堪能できる。「トラディッション トゥールビヨン・フュゼ」には自社製ムーブメント「569」が採用されており、50時間のパワーリザーブを備えている。

創業者が手がけた18世紀末の作品にインスピレーションを得て制作された「クラシック」。「クラシック クロノメトリー 7727」のダイヤル上部には「BREGUET」の文字が掲げられ、スモールセコンドがアクセントとなっている。美しいフォルムのラウンドケースにギヨシェ装飾の文字盤、ブレゲ針にコインエッジとブランドの真髄が凝縮されている。12時位置左横のシークレットサインもポイント。

ローマ数字のメインダイアルでローカルタイムを、6時位置サブダイアルのアラビア数字でホームタイムを表示する「マリーン GMT 5857」。2時位置のダイアルでは24時間表示が備えられている。この「マリーン」シリーズはスポーツウォッチのラインにありながら、上品でドレスライクな雰囲気を醸し出している。シリコン製ひげゼンマイを備えた自動巻きムーブメント「Cal.517F」を搭載。

1950年代にフランス海軍航空部隊向けに誕生したモデルをルーツに持つ「タイプXX(トゥエンティ)」シリーズ。軍用時計らしいタフな見た目は、革ベルトを採用することによって見事なコントラストを表現している。フルート模様のコインエッジやねじ式ラグなど、ブレゲの遺伝子が確かに根付いている一本。センスの高さをアピールするなら、従来のブレゲとはひと味違ったミリタリーモデルを選択肢に入れてみてはいかがだろうか。

「アディダス」 × 「エンダースキーマ」新作 バッグやキャップなど初の小物も

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、東京発のフットウエアブランド「エンダースキーマ(HENDER SCHEME)」とコラボレーションしたカプセルコレクションを11月24日に発売する。3度目となる今回のコラボでは、「アディダス」のランニングシューズをベースにデザインしたフットウエア3型(2万8000円、4万円)の他、キャップ(9990円)やシューケース(4990円)、トートバッグ2型(大1万2000円、小7990円)など初の小物類をラインアップする。

F36045_PRFTWSTPAR_FI.webpフットウエアは全て「アディダス」が1984年に開発した“ZX 500”をベースに、「エンダースキーマ」の特徴でもあるベジタブルタンニンレザーを採用。フルレザーで再構築したモデルと、2種類のレザーにメッシュアッパーとコード式のシューレースを組み合わせたモデルを用意。小物はメッシュなどの機能素材とレザーを組み合わせたアイテムをそろえる。

F36044_PRFTWSTPAR_001_FI.webp商品は「アディダス オリジナルス」の旗艦店や「エンダースキーマ」の旗艦店スキマ恵比寿、伊勢丹新宿本店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、ユナイテッド アローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)で数量限定で取り扱う。スキマ恵比寿では11月6日まで商品を展示する特設ルームを設け、店舗では6日の20時まで、オンラインストアでは11日の20時までフットウエア3型の販売抽選を行う。

2019年「メットガラ」さらに楽しむためのポイントをチェック

ニューヨーク・メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で毎年開催されるファッションの展覧会のオープニングイベント、「メットガラ(MET GALA)」まで約2週間に迫った。展覧会のテーマに沿った衣装をまとった大物セレブが一堂に会する、“ファッション界のアカデミー賞”とも評される一大イベントについて押さえておきたいポイントをおさらいしよう。

5月6日にニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される。チケットは1枚3万5000ドル(約388万円)で、10人用のテーブルチケットは20万~30万ドル(約2220万~3330万円)だが、いずれもすでに完売している。「メットガラ」のチケットがこれほど高額なのは、同美術館のファッション部門の活動資金を集めるためのチャリティーイベントでもあるためだ。

optimize.webp (2)

第71回となる今年のテーマは、「キャンプ:ファッションについてのノート(Camp: Notes on Fashion)」だ。アンドリュー・ボルトン(Andrew Bolton)=メトロポリタン美術館衣装研究所キュレーターは、作家のスーザン・ソンタグ(Susan Sontag)が1964年に発表したエッセイ「キャンプについてのノート(Notes on “Camp”)」を着想源にしたという。主催者のアナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長は、「“キャンプ”を定義するのは難しいが、ソンタグの言葉を借りるなら、過剰性や不自然さを愛すること」だと述べている。

参加者の完全なリストは主催する「ヴォーグ」によって厳重に守られているが、例年通りハリウッドスターや有名アスリート、ファッション業界の大物などが来場すると予想されている。

「メットガラ」の準備委員会には、俳優のブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)、ライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds)とブレイク・ライブリー(Blake Lively)夫妻、チャドウィック・ボーズマン(Chadwick Boseman)、ルピタ・ニョンゴ(Lupita Nyong’o)、ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)などのほか、ファッション業界からはトム・フォード(Tom Ford)やドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)などの錚々たるメンバーが名前を連ねている。

optimize.webp (1)

また、ホスト役は歌手のレディー・ガガ(Lady Gaga)やハリー・スタイルズ(Harry Styles)、テニスプレーヤーのセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)「グッチ(GUCCI)」クリエイティブ・ディレクターが務めるほか、ゲストとして歌手のケイティ・ペリー(Katy Perry)やジャレッド・レト(Jared Leto)、ニック・ジョナス(Nick Jonas)とプリヤンカ・チョープラー(Priyanka Chopra)夫妻などの参加が確定している。なお、「グッチ」は展覧会とガライベントの協賛についている。

レッドカーペットでセレブが着用する衣装もやはりトップシークレット扱いだが、今年のテーマが「キャンプ」であることを考えると、例年以上に豪華で大がかりなドレスやコスチュームが登場すると思われる。中でも、2015年に中国人クチュールデザイナーのグオ・ペイ(Guo Pei)が手掛けた黄色のドレスでセンセーションを巻き起こし、昨年はローマ教皇にインスパイアされたルックで登場した歌姫のリアーナ(Rihanna)や、やはり昨年に聖母マリアから着想したという豪華なヘッドピースを着けて話題をさらったサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)が、今年のテーマをどう解釈するのかに関心が集まっている。

大物デザイナーの場合は、「メットガラ」のテーブルチケットを買い、そこに自社ブランドの衣装を身に着けたスターを招くことが伝統となっている。しかし情報筋によれば、これまで多くのスターをテーブルに招待してきた「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」や「ディオール(DIOR)」「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」が今年はそれを取りやめたという。

一方、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「バーバリー(BURBERRY)」は今年もテーブルチケットを購入しており、多数の一流セレブに衣装を提供するものと思われる。今年のテーマである「キャンプ」とデザインの傾向が合っている「グッチ」も、多くのセレブに好まれることだろう。

オープニングイベントである「メットガラ」が注目を集めがちだが、5月9日~9月8日に開催される展覧会そのものも注目に値する。ジョン・ガリアーノ(John Galliano)、ジャンニ・ヴェルサーチェ(Gianni Versace)、ジェレミー・スコット(Jeremy Scott)などのデザイナーや、「シャネル(CHANEL)」や「グッチ」といったブランドの作品を200点余り展示し、来場者を“ビクトリア時代のロンドン”や“異性装者が集う1930年代のベルリンのナイトクラブ”などの異なる時代や歴史的なイベントへと誘う仕掛けになっているという。

今年はまだ確定していないが、「ヴォーグ」は毎年、同媒体のSNSなどでレッドカーペットをストリーム配信している。昨年は、米テレビ局NBCのエンターテインメント番組「E!」もレッドカーペットの模様を中継した。

デザイナーが語るクリエイションとビジネス ブランド成功の秘けつとは

1999年、ニット3型からスタートした「サカイ」は2014年5月期決算で、ついに小売り価格での売上高が100億円を超えた。6月29日発売の「ジャパン」では「サカイ」が、いかにしてビジネスとクリエイションのバランスを取りながら、100億円ブランドへと成長したかをひもといた。ここでは、特集用に6月4日に行った阿部千登勢のロングインタビューを紹介する。

最新の2015-16年秋冬コレクションは、“ニュープロポーション”を追求し、これまで以上に強さを感じるものだった。“日常の上に成り立つデザイン”というコンセプトの下、自身が日常に着る服が大前提にあったが、コンセプトは変わっていない?

optimize.webp (8)(2015-16秋冬のコレクションも)私のリアリティーです。17年前に始めたころと今では生活環境も年齢も変わっています。もちろん、今のコレクションを着て街を歩くと振り返られるけれど、それが私のリアリティー。ショーのための服作りではないところは変わっていません。

クリエイションの転機の一つは08年春夏シーズン、ルックブックを作るようになったタイミングで、シーズンアイテム特化型からスタイル提案型へと変化したと思うが、自身のクリエイションに変化があったと感じるか?

ルックブックを作るまでは、単品の積み重ねであったことは確かです。「サカイ」のお店もなかったので、セレクトショップで最後の1枚になったときでも「サカイ」と分かる強い商品を作りたいと強く思っていた。今もそれは変わりませんが、確かに当時は、「女性像というよりは良い商品を」という作り方だった。ルックブックの制作をきっかけにモデル選びやヘアメイクなども含め、女性像を提案するようになったと思います。

昔から変わらない。みんなが知っているスタンダードなもの、クラシックなものが好きで、それをいかに他にはないものにデザインするか。それだけですね。まず好きなものを作って、そこに足りないものを足していく。縦長のシルエットといったイメージはありますが。デザイン画はアイテムの絵を小さくふわっと描きます。パタンナーは絵型通りに作ると私に「絵型通りじゃん」と怒られる(笑)。パタンナーの創意を引き出したいので。アイテムありきでスタイリングを考えながら作ります。

大好きでこの仕事をしていますが、仕事としてやはり、考えますよね(笑)。映画も見るし本も読む。旅行もするし、街も歩くし、古着屋にも行く。いろんなところでアッと思うし、生活全てがコレクションにつながっています。どれがどうと限定するのは難しい。頭の中に積み重ねてきたものが出てくる。だから、住む街が変われば作るものが変わるんじゃないかな、というぐらい自然にデザインしています。

東京ベースであること、日本人であることを意識することはあるか?

モノ作りに関しては、今は垣根がなくなっている。空気感、スタッフや工場が変わるという意味では、作るものが変わるかもしれないけど、情報が早いから世界が狭くなったきた。東京にいながらにして、言葉が通じなくても全世界の人たちに向けて発信できたり、コミュニケートできることが面白いと感じます。

海外の人との仕事を通じて日本人であることを感じることは?

納期の早さとクオリティーの良さは日本人だからと取引先に言われたことがあります。真面目でキッチリしていると。「私たち30人でやっている小さな日本のブランドだから納期が遅れます」じゃ通用しない。その段階でアウトです。また、これが日本人ぽいかは分からないけど、私たちはサンプルを作り、原価計算して上代を出した後に、「この方が良くない?」とデザインは大きく変えずに、良くなる方法を全部検証しています。上代は決まっているのでコストアップすると利益率は減る。でも、お客さまの元に届いたときに「サカイ」の商品いいねと思われたいし、お客さまが「サカイ」に戻ってくることにつながると思うので、目先の利益には走らない。そういうことの積み重ねで今があります。

海外に出て気付いたことは?

もともと東京のマーケット用に、海外のマーケット用にという視点で洋服を作っていませんが、日本のマーケットとそれ以外が明らかに違うと感じました。日本人はみんな電車に乗るし、ブランドものを買う。でも海外は、きっちり分かれている。11年前に海外で、すごいショーを見たときに「これ誰が着るんだろう?」と思うことがあった。でもそこにはマーケットがあるんですよ。私が知らなかっただけだと知った。

プレ・コレクションを始めて「サカイ ラック(以下、ラック)」を休止し「サカイ」に一本化する理由は?

そもそも「ラック」はディフュージョンラインでもなく、安いラインというわけではない。私は「サカイ」も「ラック」も両方着るし、同じクローゼットの中にある。ホワイトハウスに招かれるような華やかな世界もあるし、一方で娘と一緒に買い物に行くし、海にも行く。一人の女性のクローゼットを提案しているので、「サカイ」と「ラック」を分ける必要がないと思いました。見え方は変わるかもしれないけれど、作っている私自身は変わらないし、内容は何も変わりません。

「サカイ」は納期が遅いという問題があった。(「ラック」のコレクションに厚みが出て)これだったらプレの時期に提案できるかなと思ったタイミングだった。それがとても良かった。「ラック」を「サカイ」と一緒に見せていた時期は、みんな「サカイ」で予算を使うから「ラック」では「Tシャツだけ買おうかな」という程度だった。分けたことによって予算が変わりました。

近年、プレの需要が高まり、日本国内ではプレのバジェットがメーンコレクションよりも高くなっているが、海外でも同じ傾向があるか?

海外の店は全く違います。「サカイ」をしっかり買ってくれる。「ラック」がここ2、3年強くなってきたので、「ラック」の売り上げも伸びています。「ラック」を「サカイ」と同時に見せていたころは「ラック」の売り上げはほぼ日本が占めていました。

私がオーナーでありデザイナーであること。最近は、それをインタビューで伝えているので、少しずつ知ってもらえるようになってきたけど、つい最近までは私がオーナーでインディペンデントであることは知られていなかった。「投資家がいる大きな会社だと思っていた」と言われることが多かった。海外ではパリコレの中の一つとして見ていただいています。また、デザインのオリジナリティーとビジネスのユニークさも強みだと思います。

100億円ブランドに成長したが、どういう形で目標を立ててきた?

いわゆる普通のブランドと同じやり方をしていたらかなわないでしょ?と17年前から考えていました。私はそのとき、子育て中で、お金もなかった。世の中にはたくさんブランドがあり、お金や人、時間を使えるブランドと比べても仕方がない。何が「サカイ」なの?と考えた結果、「他の人がやらない方法を考えよう」が出発点になった。私は常に「違う景色が見たい」と思っているし周りにもそう伝えています。その先には何があるんだろうと。ブランドをこうしたいと思いながら進んできました。例えば島田(昌彦グローバル・セールス・ディレクター)と初めてパリで展示会を開いたとき、「みんなこれを見たら絶対『いい』って言ってくれるはずなのに。どうしてジャーナリストは見に来てくれないんだろう」と話していました。少しプレス活動をすることで多くの人が見つけてくれて、また違う景色が見えるようになって。日々それの繰り返しですよね。ゴールがどこにあるかはやってみないと分からないです。

「ラック」を休止して「サカイ」に一本化したが、この他に違う景色を見るために今考えていることは?

普通だったら靴、バッグ、香水、いろいろありますよね?でも、次の景色を見たいがために始めるのではないと思う。これから作るかもしれない。それは、あくまでもビジネスモデルにのっとるわけではないです。その中で「サカイ」としてのオリジナリティーを模索したい。私のやり方をどなたかが見たときに、「あー、こういうやり方があったんだ」と思われたいです。3型しかなくてアイテムもニットだけ。「これでもブランドが成立するんだ」って思われたかったし、今でも思っています。一方で、ファッションビジネスを続けるためにはショーをやらなくちゃいけないと考えたのも確かです。既存のやり方を批判してショーではない方法を模索した時期が3、4年くらいあった。でも「いまいち違うなあ、何でだろう?」と考えた。結果、ショーは10分で伝えられる手っ取り早い方法だと気付きました。

海外進出やショーを始めたときなど、物事を動かすのはどんなタイミング?

「これやるよ」とみんなに旗を振るときは、自分の中で開ける、先が見える感覚があります。逆にうまくいくと感じないとやりません。すごく慎重派だから。私たちみたいに小さな存在は、しっかりしていないとすぐ足元から崩れていく。何かを始めるときは、常に足元を見て、自分たちで立っていられるかを考えます。どこかとコラボレーションするときもそう。相手が大きいから。「たかが100億円」と思っているブランドと比べられるマーケットにいるので、やっぱり「サカイ」らしさがないと、と考えています。

特に海外では、そのユニークな方法が面白がられ、最近では、米国版の週刊化リニューアル時の特大号(4月29日発売号)で“6”と大きくフィーチャーされた。その時の阿部さんの見出しが“The Enigma (意訳すると不思議ちゃん)”だった。

私の価値感を理解するよりも、どこかのグループに買収されることを否定することの方が、難しいのかなと感じました。だから“不思議ちゃん”というキャッチフレーズだったのでは。特に海外では、長い年月をかけて今があることがあまり知られていません。新人と思われるところも面白いですよね。

「もうだめかも」と思ったことは?

お金に関しては銀行から借りたことはあるし、今も短期間で借りています。サイクル的に工場へ先にお金を払わなければいけないので、売り上げが上がれば上がるほど出て行くお金も大きくなる。黒字倒産じゃないですが、借りないと回らないことがあります。ただ、17年間売り上げが下がったことは一度もない。リーマンショックや災害などいろいろあったけど、ビジネスで困ったことはありません。お店(取引先)と時間をかけて信頼関係を築いてきて良かったと思います。というかまだまだです。最近のテーマは「この先どこに行こうか」。島田も源馬(大輔クリエイティブ・アドバイザー)も(PRを担当する)加藤(万貴)も事あるたびに「(ビジネス・クリエイション・プレスを)どうすんの?どうするつもり?」と私が投げかけるので、嫌がっていると思います(笑)。私からかかってくる電話の中で「この電話はやばい」と分かるみたいで(笑)。もちろん、私も考えています。ここからどうしていこうと考えるのが楽しい。今模索中だし、これからもずっと模索し続けるのだと思います。

“一流”というよりは“本物”の方が合っていたのかなと思います。何かと比べるのではなく、「サカイ」自体が本物になるというか。私が年を取っていなくなっても、「サカイ」をなくならない“本物”にしたい。

ブランドを継承することも考えている?

そうですね。ただ、今があるのは私が全てのことに目を通して、細かくやってきたからでもある。だから継承していくのはとても難しいことですよね。でも任せられないからこそ今があることも分かってください(笑)。

昔のインタビューでは給料も自分で振り込みたいと話していたが。

さすがに今は経理に任せています。ただ、ネガティブな話ほど知っていたい。私の知らない間に足元が崩れているのは嫌だから。だから、遠くを見ながらも常に足元を見ておかなきゃいけない。両方大事ですよね。

モンクレール Tシャツ コピーやナイキラボとの取り組みは、“共通言語”がありながらも、「サカイ」のオリジナリティーを生かしたデザインだった。歴史やスタイルがあるラグジュアリー・ブランドのクリエイティブ・ディレクターには興味があるか?その場合、グループの傘下に入るなどの可能性があるが、それは別と考えると。

なくはない。興味はあります。私は何か事をするときに相手に喜んでほしい。コラボレーションするときも平等でありたい、どちらかが強くて、どちらかが嫌な思いをするのは良くないと思っています。性格なんですよね。だから、この人は何を望んでいるのかなあと相手をよく見ます。とはいえ全部応えるわけではなく、分かった上でわざとやらないときもある。違っていると思えばやりません。共感できれば半分ずつやりたい。仕事に限らず家族や友達も全てにいえます。私はいい人でもないし優しくもない。厳しい人間です。ただ、何でも知りたいし、知った上でどうするかを決めたい。知らなくてAかBを決めるのではなくて、両方知った上でどちらかを選んでいたい。

「サカイ」をキーワードで表現すると?

バランスという言葉が大好き。人生においてバランスが大事だと思っています。会社も仕事もバランスって大事だなあと思います。

インターナショナルなブランドになるための10カ条を挙げるとしたら?

まだまだこれから。だから、私はまだ答えられないです。100歳くらいで引退する時に答えます。私、長生きしそうってみんなに言われています(笑)。ショーを始めて「サカイ」を知ってもらえるようになり、やっと仕事がやりやすくなり、海外のビジネスがうまく行きだした。私たちは小さな存在だから、何か違う捉え方をされてしまうと弱いんです。特に誰かと仕事をするときに感じます。ほんとうに全員の腕だけでやってきた。お金はすごく大切だけど、お金が一番じゃない。ショーなどはお金がとてもかかります。ですが、一番はブランドが格好良くあるかどうか。過去17年間お金で動いたことは一度もありません。ただ、お金も大事です。“売れなくても格好良ければいい”は違う。“売れて格好いいのがいい”けど、それも難しい。それもバランスなんですよ。安心感と裏切り。ショーをするにしても安心感は必要だけど、100%安心感じゃなくてあっと驚かせたい。それもバランスですよね。

2019年夏リアルトレンド マストの肌見せ、何着る?

2019年夏シーズンは、春から続く肌見せアイテムがさらに豊富にラインアップする。トップスは、肩見せのオフショルダーやワンショルダー、鎖骨からデコルテまでセクシー&ヘルシーに見せるVネック、ドキッとする背中開きのシャツやワンピース、ボトムスは大胆なスリットのデニムやポイントスリットのスカートなどがそろう。注目の4タイプの肌見せアイテムを紹介する。

170401-summertrend-003今年の春夏トップスで新鮮なのは、やっぱり肩見せデザイン。すでに店頭に並ぶ春物商品も両肩を出すオフショルダータイプが多く見られる。夏物は、リボンストラップのついたワンショルダーブラウスやシャツとノースリーブがドッキングしたタイプのトップスなど、デザインがさらにバージョンアップしている。

ボトルネックなどの“首つまり”トップスのブームが定着し、夏は女性らしさをアップさせるVネックが続々登場する。華奢なストラップのキャミソールやエレガントなレースワンピースなど、デコルテがきれいに見えるラインがポイント。ネックレスやチョーカーを合わせて、鎖骨やデコルテ見せをさらに際立たせてみるのも◎。

170401-summertrend-002デコルテ見せに抵抗あれば、背中が開いたトップスやワンピースがおススメ。肌見せ部分に、リボンや大振りのリングをポイントに置いて、より今シーズンらしい装いに。またイエローやオレンジ、ピンクといったブライトカラーであれば、どんな肌色にも合いそうだ。30代女性にも、肩見せの次にチャレンジしてみてほしい。

ボトムスも肌見せしたい!パンツはセンターやサイドに、ふくらはぎが大胆に見えるくらい深いスリットのデザインデニムが多数登場。シンプルなワイドやフレアに加えることで、より動きが出せるスタイルにアップデート。スカートも少しスリットを入れることで、ヘルシーな印象になる。

「ルイ・ヴィトン」が2020年プレ・スプリングをNYで発表 ショー会場はJFK空港内の新名所

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は8日、2020年プレ・スプリング・コレクションのショーをNYのジョン・F・ケネディ(JFK)空港内にまもなくオープンするTWAフライトセンターで発表した。

同センターは1962年に当時の米国大手航空会社のターミナルとして建てられ、01年まで使用されていた。フィンランドの建築家エーロ・サーリネン(Eero Saarinen)が手掛けた流線形のデザインは60年代の名建築として知られる。白い大きな鳥が羽を広げたようであり、開放的で近未来的。ジェット機時代到来に沸いた当時の熱気をほうふうとさせる。15日にオープンし、今後はホテルとして使用される。

optimize.webp (11)この日のために会場を飾った緑の演出も異国への旅情を誘う。アーティスティック・ディレクターのニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)は「私は幸運にも90 年代年代の終わりに TWA フライトセンターに飛行機で到着したことがあり、決して忘れられない思い出だ」とコメントしており、若いジェスキエールが夢を胸にNYに降り立った姿が目に浮かぶ。「この場所は、20 年間も忘れ去られていたが、現代に蘇った。まさに復活した聖域のようであり、ホテルという形でアメリカのヘリテージの一部が新しい魅力を発揮する姿を再発見するのは喜びだ」とも話す。

「ルイ・ヴィトン」のプレ・スプリング・コレクションはこれまでも、各国の名建築を会場に発表してきた。建築好きなニコラの方針であり、その街の文化と「ルイ・ヴィトン」のアイデンティティーでもある“旅”を融合して見せることでブランドの世界観を深く伝える。今回TWAフライト・センターを通じて伝えたのは、NYという街の夢見る力とエネルギーだ。

optimize.webp (10)リーゼントヘアは映画「ウエスト・サイド物語」のロカビリー少年を、濃い目のメイクアップは70年代の米国のアイコン、グレイス・ジョーンズ(Grace Jones)をほうふつとさせ、ウィメンズだが印象はジェンダーレス。スイングトップ風の短い丈のアウターには第1ボタンまできっちり閉めた柄シャツを合わせ、“ウォール・ストリート”をイメージしたというダブルのスーツはウエストをベルトでかっちりマークする。NYの摩天楼の柄を刺しゅうで施したり、ジャカード柄で夜の街の光を再現したりととにかくエネルギッシュだ。TWAセンターの流線形とリンクする大胆なカッティングも力強さにつながる。会場は広く階段も多いが、モデルの足元はレースアップのワークブーツだからハイスピードで歩き抜ける。

バッグのバリエーションは実に豊富で、特に印象的なのは前半に登場したデジタルガジェットと融合したハンドバッグ。プロトタイプとのことで詳細は発表されていないが、デジタル、イノベーティブといった現代のNYのカルチャーとリンクするものとなりそうだ。