長い間、発売されている定番バッグを現代風に再解釈したミニバッグが続々登場しています。
オススメしたい最新モデルを、定番モデルのサイズと比較しながら紹介していきます。
1.ノエシリーズ
シャンパンを入れて持ち運べるバッグとして登場した巾着型のノエですが、ミニサイズは丸みのある可愛いらしいデザインとなっています。
巾着型なのでバッグの口が大きく開くため、物が入れやすい機能性もポイントです。
定番サイズ
▼ノエ M42224
横×縦×マチ(幅):約27.5 cm x 36 cm x 20 cm
ストラップ:約26 cm~32 cm
ミニサイズ
▼ナノ・ノエ M41346
横×縦×マチ(幅):約13cmx15cm x 10 cm
ストラップ:約110cm
▼ノエ・パース M57099
横×縦×マチ(幅):約11-17cm × 11.5cm × 11.5cm
ストラップ:約112cm
2.サックプラシリーズ
ビジネスバッグとしても使われていたサックプラですが、ミニバッグである”プティット・サックプラ”は、デザインはミニチュアサイズとして展開されています。
また、ストラップの取り外しができる為、2WAYバッグとして使うことができます。
定番サイズ
▼サックプラ M51140
横×縦×マチ(幅):約36cm × 37cm × 9cm
持ち手:約33cm
ミニサイズ
▼プティット・サックプラ M69442
横×縦×マチ(幅):約14cm x 17cm x 5 cm
ストラップ:約106cm
カテゴリー: バッグ
今年一番の人気を集めたバッグのブランドとそのコレクション。
今さら聞けない”セカンドライン”って何?
■セカンドラインってどういう意味?
セカンドラインとは、販売対象を広げる為に、新しく立ち上げられたブランドになります。
では、なぜ名前を変えてでもセカンドラインを立ち上げるのでしょうか?
それは、既存顧客を失わないためではないかと考えています。
セカンドラインの特徴として、以下の内容があります。
・ブランドイメージを損なわないように、素材の品質をワンランク落として、メインブランドより販売価格を低く展開する
・メインブランドよりデザインのテイストを変化させ、メインブランドとは異なるファッションを体現している
つまり、既存の顧客からすると、メインブランドに求めていた魅力とは違う商品コンセプトになる為、名前を変更することは、顧客の離反を防ぐ為の方法と言えるのではないでしょうか。
■メインブランドとセカンドラインの位置づけ
製品単価が高く、ハイエンドなメインブランドと異なり、セカンドラインは若い世代をターゲットにするケースがほとんどです。
その為、価格帯もメインブランドと比較すると手頃な設定になっていて、顧客をセカンドラインを通して、メインブランドへステップアップさせるストーリーとなっています。
参考例としては、「ヴァレンチノ」と「レッド ヴァレンチノ」がそのストーリーに当てはまるのではないかと考えています。
ドレスで30万円以上の価格帯が中心のヴァレンチノガラヴァーニと違い、レッド ヴァレンチノはその半額程度の10万円前後の価格帯が中心です。
それは品質を落とすということではなく、着る人をイメージして明確にコンセプトを分けた結果ではないでしょうか。そして将来的にヴァレンチノのドレスを着ることをイメージしているのではないかと思います。
■セカンドラインとアウトレットの役割
2000年代より日本国内にも急速に広がったアウトレットモール。
現在では、プラダ、グッチ、サンローラン、コーチなど数多くのブランドが出店しています。
価格が手頃なセカンドラインとアウトレット製品は混同しがちですが、それぞれ役割は異なります。
アウトレットは、一般的にメインブランドそのままの名称で出店されているケースが多く、値下げ販売を行うことで、最終的な販売経路としての役割を持つことが多いです。
それに対してセカンドラインは、メインブランドと異なるコンセプトで製造されているため、最終的な販売経路という役割ではなく、メインブランドでコミュニケーションできない顧客を獲得するための入口としての役割になっています。
■セカンドラインは、今後も続く?
10年前からブランドのセカンドラインは減少傾向になっているといえます。
その理由は、メインブランドへの統合もありますが、セカンドラインがもつ機能をアウトレットモールという販路が補完し始めたことが原因だと思います。
アウトレットモールが台頭してきた当時、コーチなど生産数が多いブランドのみが出店・展開され、ヨーロッパブランドの展開は殆どありませんでした。
その後、アウトレットという販売経路が広く消費者に受け入れられるにつれ、現在では、グッチ、プラダ、サンローランなど数多くのブランドがアウトレットモールで展開するようになり、セカンドラインを作らなくてもメインブランドでアウトレット用アイテムを作る、というケースが多くなってきているように感じます。
■セカンドラインの代表的なブランド
ミュウ ミュウ
1993年、プラダの創業者「マリオ・プラダ」の孫娘である「ミウッチャ・プラダ」によって、メインブランドであるプラダの姉妹ブランドとして誕生しました。
素材の品質は、メインブランドであるプラダと比べても変わりがなく、価格もさほど変わりませんが、モダンなデザイン性によって幅広い年齢層に支持を受けています。
グッチ ガーデン
クリエイティブディレクターである「アレッサンドロ・ミケーレ」によってオープンした店舗”グッチ ガーデン”で販売されているラインです。
フランスのフィレンツェにある1店舗のみで展開されているラインの為、日本国内の直営店では展開されていないアイテムばかりです。
メインブランドのアイテムに装飾を加えた、希少なアイテムも展開されています。
マーク BY マーク・ジェイコブス
過去にルイヴィトンのクリエイティブディレクターに就任した「マーク ジェイコブス」によって誕生した、デザイナーと同名のブランド「マーク バイ マークジェイコブス」。
こちらをブランドのセカンドラインとしました。
メインブランドと比べ、カジュアルテイストで安価な価格帯が若年層を中心に支持を受けましたが、2015年にメインブランドと統合されました。
■まとめ
ブランドを幅広く普及する為に、立ち上げられたセカンドライン。
ミュウミュウにもあるように、意外なブランドと接点をもつケースがあります。
名前が少しだけ違うけど、何か意味があるの?と疑問に思った方は今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
60代の女性向けレディースバッグの上手な選び方
60代女性にぴったりのレディースバッグを選ぶときは、長時間快適に使えるものがおすすめです。
長く持っていても疲れにくい、軽い素材で作られた2way、3wayタイプのバッグが人気を集めています。
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【新作/20AW】ルイヴィトン スーパーコピーエピレザー スモールフラットバッグ M69441/M69575
top2
FENDI 人気 新作 フェンディ ピーカブー コピー エッセンシャリー
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ジルサンダー ロゴトートバッグ コピー シンプル可愛い JIL SANDERコットンリネン
ショルダーバッグやリュックとしても使えるデザインなら、万が一転んだときも両手が使えるので安全性も高いです。
カラーや大きさなども大切なポイントですが、バッグ スーパーコピー おすすめ軽さと安全性を重視してバッグを選ぶと、普段使いだけでなく旅行やレジャーでも重宝します。
アーバンリサーチのキャンプ場は滞在方法を選べて温泉にも入れる
アーバンリサーチは9月、長野県茅野市の蓼科湖畔にキャンプ・ロッジ・キャビンの3タイプの宿泊施設を備えた「タイニーガーデン(TINY GARDEN)蓼科」をオープンした。八ヶ岳の玄関口である蓼科は標高1250mに位置し、新宿から車や電車で2時間半。別荘地としても有名で、残暑の厳しい都内とは打って変わって、9月でも過ごしやすい。白樺の木々に囲まれた湖畔に、澄み切った空気が心地良く、それだけでも十分魅力的だ。
「タイニーガーデン」とは、アーバンリサーチが7年前から群馬・嬬恋で開催しているキャンプイベント「タイニーガーデンフェスティバル」に由来する。中馬剛仁マネージャーは、「当初は(心地よい暮らしをテーマにしたレーベル)『アーバンリサーチ ドアーズ』の10周年を記念し、ブランドを体感してもらうためにはじめた。“小さな庭先でお客さまをもてなす”ように規模は1500人ほど。ファミリーで楽しめることもポイントで、今では子どもだけでも400人ほどが来場する。ただ、無印良品のキャンプ場を借りていたため、その都度設営や解体をしなければならず、3回目ぐらいからいつでも来ていただける場所があればいいなと考えていた。嬬恋の会場は湖のほとりにあるので、それを再現できる場所を探していた」ときっかけを説明する。
アーバンリサーチは、蓼科湖畔にあったキャンプ場、約1万5840平方メートル(4800坪)を前オーナーから買収。施設内には、温泉旅館を改装したロッジや、宿泊小屋であるキャビン、オート・フリーキャンプサイト、ワークショップなどができるマルチスペースのワークステーションなどがある。リノベーションは、空間デザイン会社パドル(PUDDLE)の加藤匡毅代表が担当した。
ロッジには、和・洋7部屋の客室とショップ、カフェを併設。地下には弱酸性の泉質が特徴の温泉施設もある。「屋外でも使えるような素材を屋内でも使い、中と外を勘違いするような空間を目指した」(加藤代表)。客室は20~35平方メートル。「フライターグ(FREITAG)」とパートナーシップを組み、各部屋にランドリーバッグなどとしても活用できるバッグを完備する。カフェでは地元食材を使用したメニューを提供し、ショップでは新たに立ち上げたアウトドアのオリジナルレーベル「エカル(EKAL)」を中心にアウトドアグッズなどを並べる。ロッジから続くデッキスペースは、ヨガなどのアクティビティーでも使えるようにデザイン。倉庫を改装したワークステーションにはキッチンなども完備し、20~30人の企業向けにも貸し出す。キャンプエリアには、テントが張れる12のオートサイト・フリーサイトと芝生を囲むように建つ24棟のキャビンを用意。キャビンには、備え付けのベッドから寝具持ち込みまでの3タイプがあり、小さな子供の宿泊も可能だ。滞在の仕方に合わせ、宿泊方法を選択できるのもうれしい。価格は季節にもよるが、ロッジやキャビンは、1泊2食付きで大人1人7000円台~1万5000円程度。素泊まりだとキャビンで大人1人2000円前後~。テントエリアだと1人1700~2000円程度。今後は、蓼科湖でのSUP(スタンドアップパドル)や八ヶ岳でのトレッキングなどのアクティビティーの計画もある。
アーバンリサーチの竹村幸造社長は、「兼ねてから自分たちのフィールドを持ちたいと考えていた。東京からもアクセスの良い場所を常に探しており、ココは地図を見た瞬間にビビッと来た。お客さまは“本物”を常に求めていらっしゃる。われわれの目指す家族で楽しめるアウトドアを提案し、新しい情報発信の場所にしたい」と話す。収益については「利益は出るのかと言われると簡単なことではない。ただ、自分たちの“好き”の延長でやっていることに意味があり、何か新しいことが生まれるチャンスでもあると思う。今後は、地域とのコラボレーションなどを通して、地域創生にも一役買いたい。これからの季節は紅葉も楽しみだ」と期待を込めた。
バッグのパロディーがバカ売れ パリへの切符を手にしたLA発ストリートブランド「ノーウッド」とは?
「俺は99セント(約110円)の『イケア(IKEA)』バッグで30万ドル(約3330万円)稼いだ。そのおかげで今がある」ミシンの音が鳴り響く工場でそう語るのは、2017年にロサンゼルスで「ノーウッド(NORWOOD)」を立ち上げたアリ・クレシ(Ali Qureshi)創業者だ。
「イケア」バッグでビジネスに追い風を受けたクレシ創業者は、ビジネスパートナーで「ノーウッド」のプロダクション・マネジャーでもあるソナ・ガダーニ(Sona Gadani)と共に、ロサンゼルスのダウンタウンに工場をオープン。現在40人ほどの従業員を抱え、卸先はアメリカン ラグ シー(AMERICAN RAG CIE)やロサンゼルスのワンダーセット(WANDERSET)からイタリアのルイーザヴィアローマ(LUISAVIAROMA)、そして日本では渋谷のモータル(MORTER)やフレッドシーガルジャパン(FRED SEGAL JAPAN)などのセレクトショップまで拡大している。
さらに、カニエ・ウェスト(Kanye West)やシンガーのJ・バルヴィン(J Balvin)、ヒップホップトリオのミーゴス(Migos)ら大物アーティストも顧客に抱えるようになった。3シーズン目となる2019年春夏コレクションはパリで発表。10月には日本でポップアップの開催を目指し、バーニーズジャパン(BARNEYS JAPAN)と商談を進めている。20年には「ティンバーランド(TIMBERLAND)」とのコラボ発売を予定している他、ミュージシャンでデザイナーのタズ・アーノルド(Taz Arnold)のブランド「ティサ(TISA)」とのコラボの話もあるという。
1年前、普通にサンプルを運ぶのに使ったり、スーパーでエコバッグとして使っていた「イケア」のバッグをリメークした理由についてクレシは「ただ暇だったから。アシスタントのパブロ・ロメロ(Pablo Romero)を待っていて、たまたま持っていたバッグを破いてフーディーにしてみたんだ。みんなには『ありえない』って言われたけどね」と説明する。
アシスタントのロメロも「あの時は意味不明だったけど、ラッキーなことにクレシには直感とガッツがあった」と振り返る。その直感が当たったのか、パロディ99セント(約110円)のバッグから作った140ドル(約1万5000円)のフーディーは注目を集め、1日で4万6000ドル(約510万円)を売り上げた。
「『イケア』にバッグを大量に買いに走ったよ。ある時女の子に『あなたたちがやってること知ってるわ。これを服に変えてるんでしょ』って話しかけられた。『違うよ。これはこのバッグが大好きなおばあちゃんのためなんだ』って言い訳したけど(笑)」とクレシ。しかし「イケア」からクレームが入ったことは1度もないという。
「イケア」からおとがめがなかったことに加え、ラグジュアリーブランドがストリートウエアに近づいてきたタイミングもよかったとクレシは分析する。「ヴァージル(Virgil)は今や『ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)』にいる。ラグジュアリーブランドはストリートキッズがお金を垂れ流すこの市場が欲しくてたまらないんだ。そして俺らを取り込んでこの市場の一部になろうとしている」。
クレシがこう語るのは、7年前にも自身のアパレルブランド「カラヴァッジオ(CARAVAGIO)」を立ち上げたが、早々に頓挫した経験があるからだ。当時は「ハンドレッツ(THE HUNDREDS)」や「ダイアモンドサプライ(DIAMOND SUPPLY)」がストリートシーンで存在感を強めていた。「あの頃はフェアファックス・アベニュー(Fairfax Avenue)に店舗がないとうまくいかないと言われてた時代だった。でも今も『オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)』や『フィアー オブ ゴッド(FEAR OF GOD)』でない限りうまくいかないとか、当時と変わらないことを言われているのが意味不明だ。俺の父親には製造業というバックグラウンドがあった。俺もその道に進みたかったが何しろ資金がなかった。そんな俺でも99セント(約110円)のバッグからここまで来れたなんておかしな話だよな」と話す。
「ノーウッド」のブランド名は、クレシが生まれ育ったストリートの名前から取った。「俺はこのストリートでたくさん学んだんだ。ストリートが俺を作ったと言ってもいい。白人なのか黒人なのかとか差別的なことも聞かれたり、金がなくて『ヴァンズ(VANS)』のシューズでバスケをしていたら笑われた。だから翌年“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”を買ってもらってそれでスケボーした。でも今ではそれがクールになってる。兄貴のお下がりのニルヴァーナ(Nirvana)のTシャツとか、俺たちがお金がなくてそれしか買うことができなかったものに、今みんなが夢中になって大金をはたいているのが面白い。だからここで学んだことが今活きているんだよ」とクレシは、自身の少年期と今を比べて語った。